平成19年度 複合系総評

全体的に、申請された研究テーマは興味深いものが多く、申請者の研究に対する熱意が感じられた。複合系の審査に当たっては、次の点を留意した。

  1. 研究目的がはっきりして、その目的を記述するために論理的な研究展開が組まれ、かつ1年間の研究期間で何らかの成果が出るか、あるいは成果が期待できる結果を生むと考えられる研究計画を評価した。
  2. 他からの助成が得難い理由が説得力ある形で示されている研究を評価した。
  3. 現代社会の抱える諸課題にその成果が生かされる研究テーマを優先した。
  4. 「生物系」、「海洋・船舶科学系」の研究テーマのほうが適切と考えられる研究内容で、なぜ「複合系」を選んだのか述べられていない研究計画は評価点を下げた。
    しかし、生体物質を工学系の道具に使うとか、生態システムの工学的な解析はむしろ高く評価した。
  5. 指導教員のアイディアが強く、申請者自身がよく理解できていないと思われる研究は評価点を下げた。
  6. 創造性、ユニークさが読みとれない研究は評価点を下げた。
  7. 研究室全体の研究費獲得の手段として申請されたと思われる申請は評価を下げた。
  8. 予備的な調査や研究、過去の研究の文献調査がある程度行われているかを留意した。過去の研究から学び得るものが多いので、是非参考にしてほしい。
  9. 経費のうち、もっとも必要なものが明確に示されているか留意した。

複合系選考委員会委員長

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