平成21年度 化学系総評

  1. 時代を反映して、バイオや環境を対象としたテーマの申請が増えています。それらの中には、本助成の趣旨「他からの助成を受けにくい課題を優先する」を理解して応募したのか疑わしいものも散見されます。助成の趣旨を十分に汲み取ったうえで、自らの考えた発想を大切にして新規性と個性に富む申請書を作成して欲しいと思います。
  2. 全体的に、本年は、材料化学系と比べ、自然科学系にユニークな発想の研究や地道な研究提案が多くみられました。
  3. 申請書の書き方が上達しています。イラストを使って分かりやすく説明している申請書が増えてきています。好ましい現象だと思います。
  4. 推薦者は、推薦書に、研究内容に加え、研究者の研究能力や研究に取り組む姿勢などを記述して欲しいと思います。
  5. 同一研究室からの複数申請が今年も数件ありました。申請することを「研究費を自らの力で勝ち取るための訓練」と意義つけているケースは、肯定的に受け止められます。一方、申請書が画一的で推薦書もおざなりの複数の申請を提出している研究室については、指導者に再考を促したいと思います。

化学系選考委員会委員長

人材の育成Research promotion

logo

本会の主な事業は、ボートレースの交付金による日本財団の助成金を受けて実施しております。