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公益財団法人 日本科学協会

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活用者からの声

中国の大学からの声 2018

※原文が日本語の声は、原文を尊重して手を加えず掲載しました。
原文が中国語の声は、原文に忠実に和訳して掲載しました。

山東大学 外国語学院日本語科    管遥远

『源氏物語』に関する感想

山東大学 外国語学院日本語科    管遥远

54回から成る「源氏物語」は日本の古典の名作で、世界最古の長編小説と言われています。1000年の月日を経って、訳文を参考してこの古典の名作を読んでいます。まだ読み終わっていませんが、しかしこの古典の名作が大好きになりました。
以前読んだ「紅楼夢」に似て、「源氏物語」は平安朝中期(10世紀頃)を舞台にして、天皇の皇子の光源氏と彼の子孫の人生を描います。それで、この大きな時代の文化と歴史(例えば皇族の生活、女の子の愛情)をすべて見せます。当時は貴族社会の腐敗と堕落生活があることと愛情が政治の道具になることのコントラストはなかなかよいです。そして含まれている和歌がたくさんあります。
「紅楼夢」で宝玉は再び夢に太虚幻境を訪ねて全ての因果を悟り、行方知れずになりました。「源氏物語」で、大好きな紫姫が死んだから、光源氏も一年の間に悲しい気持ちになりました。
第四回では「あの白い花を夕顔と申します。人間のような名でございまして、こうした卑しい家の垣根《かきね》に咲くものでございます」と読んで、「気の毒な運命の花だね。一枝折ってこい」と源氏が言っています。そんなの花はちょうど彼の一生のシンボルですね。
この日本文化と歴史を伝える小説を読み続けいて、もっと感想があります。では、一緒に頑張ってください。

広西師範大学 日本語学科四年生  陳雨婷

広西師範大学 日本語学科四年生  陳雨婷

日本科学協会様、
今でも學校の日文庫に初めて行った時の興奮さを忘れない。日本語書籍を読むたびに、書面に載せた寄贈財団と協会に感謝の意は自ずから湧き、無料で本を読む機会を頂くことができ、本当に有難うございます。卒業論文も『日本の都市は海から作られた-海辺聖標の考察』この本から大いに啓発されました。一番深い印象をくださったのはある90年代の日本人がアジア格安旅行についての見聞録で、まるで自分のもう一つ目が開けたのように、面白かったです。ご寄贈された日本語書籍が役に立つことは言うまでもないことで、再び感謝いたします。

広西師範大学 日本語学科四年生  謝佩洪

広西師範大学 日本語学科四年生  謝佩洪

日本科学協会様、
広西師範大学図書館に数多くの蔵書をお寄贈いただき、誠にありがとうございます。私は大学一年の時、先生から学校に多くの日本語原文の書籍があることを知らされ、それ以来、暇さえあれば図書を借りに行きました。これらの書物の中には、中国に関する蔵書が多い。貴協会のおかげで、私は中国の文化が別の言語で描かれていることを発見しました。そして、日本語の本の読解力も明らかに高まっています。本当にありがとうございました。

山東大学(威海) 海洋学院生物科学類三組二年次    石付宇澄

日本科学協会の寄贈図書を利用した感想--『平家物語』を読んで

山東大学(威海) 海洋学院生物科学類三組二年次    石付宇澄

図書館で先生のお手伝いをして日本語書籍を整理するうち、日本語書籍に触れて日本の文化を知る機会がありました。暇な時間に『平家物語』という本を読んでみると、中の物語に深く引きつけられ、日本文化の独特な姿を感じました。
『平家物語』では平家の隆盛にあまり紙幅が割かれておらず、濃い文章で平家の没落と滅亡という緊迫の過程に焦点が当てられています。そうした過程の描写でも、武士の武芸と比べて、武士の精神世界のほうがよく表されています。そこでは作者の愛と恨み、喜びと悲しみ、解放の昂ぶりと内省の孤独が入り交じり、文学の感動が最大限に昇華されています。とりわけ作者は大量の賛美する言葉を使って、東国、西国の源氏の武士らが遠征する中での勇猛な行為と忠義心の強さを描写しています。
全書は主に三つの部分に分かれ、第一部では武家で初めて太政大臣となった人物である平清盛と平家のいっときの栄華を綴り、人を賛嘆させます。しかし清盛は高官になるとのさばり始め、無理に娘の建礼門院徳子を高倉天皇に嫁がせ、のちには自分の外孫を安徳天皇として即位させて後白河法皇を幽閉し朝廷全体を手中に収めました。また、福原への遷都を強行して貴族公家の不興を買い、のちに京都へ遷都し直さざるを得なくなります。このため福原遷都は鴨長明が方丈記の中で地震、飢饉、旋風、大火などと同様の災害だと見なしています。
第二部では平清盛が熱病のため逝去した後、長男の重盛が早世したため三男の宗盛が平家を継ぐしかなくなりました。しかし宗盛個人の能力不足で、平家は次第に落ちぶれていきます。このとき木曽義仲がチャンスを利用して決起し、本書の第二の重点となりました。義仲は源氏の子孫です。北陸で一代にして身を起こし、かなりの速さで京都へ攻め入って、平家を西国へ追いやり、都を失わせます。しかし都に入った後、義仲は自軍を律することができず、木曽軍は市中で悪事を尽くしました。加えて養和大飢饉に見舞われ、士気は急速に緩みます。最後には鎌倉の源頼朝が弟の範頼、義経に義仲の追討を命じ、義仲は晒し首となりました。
第三部の重点は日本人が戦神と仰ぐ源義経に置かれています。義経は京都に入ると後白河法皇から信頼されたうえ、平家を追討した一ノ谷の戦い、壇ノ浦の戦いなどで戦功を立て、平家を倒した最大の功臣と見られるようになりました。。しかし光り輝く軍功のため、兄の頼朝に疑いをかけられ、最後には追討令が出されて奥州の平泉まで落ち延び、藤原秀衡の庇護を受けだしたばかりで秀衡が死去し、その子泰衡は頼朝の歓心を買うため義経に死を迫ったのでした。
『平家物語』からは日本の歴史の多彩さを感じられ、起伏に富んでいる過程から王朝の変転の急激さを感じました。人は歴史という長い川の中の一滴にすぎず、時間はいつまでも続き、生命はむざむざ止まらないのです。私たちは誰もが自分の明日のために奮闘しなければなりません。この『平家物語』を読んで得られたことは尽きません。日本科学協会からはこれほど多くの本をご寄贈いただいたので、これからまた興味を持った良書を読もうと思っています。

山東大学(威海) 海洋学院 生物科学類専門二年次   杜一斌

日本科学協会の寄贈図書を利用した感想-- 生活の中の新しい要素

山東大学(威海) 海洋学院 生物科学類専門二年次   杜一斌

日本科学協会の寄贈図書は、日本語と日本に深く触れる機会をくれました。これらの書籍を読めるようになるため、私はゼロから日本語を学びだし、今では簡単な言葉の本ならぼんやりと読めるようになりました。日本語を学ぶのに大きな助けとなっています。
日本語を学ぶのに役立つだけでなく、自分にとって最も大きい影響は経済学の知識についてです。現在の専門は経済学ではないのですが、経済学を心から愛しています。ふだん経済学の関連知識を学んでいるのも、すべて読書による独学です。日本語が少し分かってきてから、日本語の経済学書を読む試みを始めました。中国語と日本語の経済学書では、いくつか概念に対する説明に違いがあることを発見しました。読み比べるとより多くの角度からの理解を学んで概念を解剖し、自分の独特な見解を作ることができます。また、日本語の経済学書で列挙されている実例にも中国語のものと違うところがあり、さまざまな実例を見ることで経済学の領域に対する経験と知識が豊かになります。
『戦後経済史 : 私たちはどこで間違えたのか』という本を読んで、いくつか経済発展の体制と経済発展の法則に関する知識を得られました。同書では基本的に時系列で日本の戦後の経済体制の初歩的な形成が述べられています。日本はこうした体制の下で急速な発展を実現して、幸いにもオイルショックを平穏に乗り切ったことで世界の経済大国に跳び上がったものの、最後にはこうした体制が情報化時代の発展に適応しないため、舞台から転落して再起不能になったという歴史です。全書を見渡すと、日本の特殊な戦後経済体制には功罪あり、戦後日本の発展した根本の原因で、その後の日本経済が墜落した元凶でもある、と作者の野口悠紀雄は見ているようです。
経済学を愛しているため、もっと多くの時間を読書に費やして、中国語の本も日本語の本も読み、複数の視点、複数の言葉から経済学の関連している知識をくみ取りたいと思います。がんばります。

山東大学(威海) 海洋学院生物科学類専門二年次   邢曽禎

日本科学協会の寄贈図書の利用に関する感想

山東大学(威海) 海洋学院生物科学類専門二年次   邢曽禎

図書館で日本語寄贈図書の整理をお手伝いしているアルバイト学生です。 生物科学類が専門で日本語はできませんが、日本語寄贈図書の整理をしているうち、これらの書籍は種類が非常に多くて、数量も多く、経済、政治、文化、学術などの各分野に関わっており、長年秘蔵されてきた骨董書まであることに気づいたので、日本科学協会からご寄贈いただいたこれらの書籍は貴重な学習資源だと思っています。
前に図書館で借りたことのある一冊は具体的な書名を覚えていませんが、日本の普通の女性の田舎での日常生活が記録されていました。草むしりや野菜の植えつけなどの野良仕事、ご飯を作って、小猫と遊んで、といった主人公の毎日の日常生活が描かれており、簡単で質素な生活ながら、行間から日本人の勤勉さ、誠実さ、生活を大事にする心、そして自由へのあこがれを感じることができました。こんな活発で生き生きとしたイメージがあると、続きを知りたいと思うのが当然ですよね?
残念ながら私は日本語ができないので、今は日本語の原書を見ても分かりません。今後もし日本語を学ぶ機会があったら、日本科学協会から頂いた日本語の書籍を借りようと思います。学習効率を高める良い方法になることでしょう。日本語の学習効率を高めるにしても、日本という国の文化を知るにしても、きっと最も効率のよい近道だと思います。
読書を通じて他の国のことを知ると、別の世界の扉が開けて、この世界をよりよく知ることができると思います。ある国が繁栄し盛んになる理由は、きっとその国の経済の発達と文化の影響力とは切り離せないはずです。今後もし日本語を学ぶ機会に恵まれたら、日本語の原書を借りてみようと思います。きっと日本文化に対する理解を深められることでしょう。

上海外国語大学 日本文化経済学院  庄婷婷

上海外国語大学 日本文化経済学院  庄婷婷

図書館の紙の本の購入予算が年々削減されているという今の大きい背景のもとで、外国語の新しい本の購入は実際に楽観的ではなく、その制約を受けているため、当館の紙の蔵書量も停滞して前進していません。本学は2016年に日本科学協会と協定を結んで以来、2万冊以上の寄贈を受けてきました。中には質の高い研究書がかなりあって、当館の所蔵の不足を極めて大きく補っています。寄贈図書の到着後、当館の関係者がすみやかに検収、目録作成、配架を行い、教員や学生がすぐ検索し利用できるようにしています。
今や日本科学協会の皆様に感謝せずにはおれません。図書の収集は緻密で、手間のかかる作業です。できるだけすべての大学それぞれの需要に合わせつつ、日本科学協会の皆様が面倒をいとわず何度も郵送してくれるのです。図書を寄贈してくださった日本の各位にも感謝しております。まさに皆様の無私と奉仕により、中国国内の日本語学習者、研究者らへの資源が頂けております。おかげさまで、当館の蔵書量も著しく発展しております。同時に、当館は日本の出版社の日本語学習用書も頂いており、全て新しい本です。こうし [微信图片_20190318125419] た挿し絵も文章も内容が豊富で、出版の優れた図書により、本学の日本語専門の学生は教科書と違った学習体験を得られております。そのため、こうした図書は学生資料室に所蔵し、学生に身近で利用しやすいものとしています。

最後に、日本科学協会のますますのご発展を!

上海交通大学 日本語学部四年生 王若平

上海交通大学 日本語学部四年生 王若平

日本科学協会:
大学に入ったばかりの頃のことでした。
新入生としての新鮮感と、新しい環境に入って、これから頑張るぞという意欲が相まって、当時私は、毎日といっていいほど、図書館によく足を運んでいました。すると、図書館の三階の赤い木材で作り上げた本棚の中から、「日本科学協会」の青い印鑑の入れている日本の作家たちの作品集が見つかりました。
高校時代少し日本語や日本文学について勉強したことがある故、ずっと日本の作家が書いた本を「原文」で読みたかったのですが、中国では、原作を手に入れることは、なかなか難しいことです。一冊を探すために、本屋さんを何軒当たっても見つからないことがよくありました。その故、貴協会から頂いた本を手にすると、まるでお宝でも掘り出したような気持ちで読み進めていました。その当時は、まだ知識的に不足なところがいっぱいあり、一冊の小説を読むだけで一か月ほどかかったことは、まだ記憶に新しいのです。
日本科学協会のご支援のおかげで、日本語、日本文学にもっと触れることができ、本当に助かりました。それだけではなく、日本の経済や社会について勉強及び研究を行う時も、貴協会から頂いた本は大変参考になっております。
図書をご寄贈頂き、誠にありがとうございます。これから、公益社団法人・日本科学協会のますますのご発展を心からお祈りしております。

中国伝媒大学 日本語学部MTI修士課程一年生 王璟恬

中国伝媒大学 日本語学部MTI修士課程一年生  王璟恬

中国伝媒大学大学院の日本語通訳専攻の学生として、学校で自分の語学力を磨きたい一方で、メディアに関することにも非常に興味を持っています。今まではずっとメディア業界における通訳者になれるように頑張っています。図書館に日本科学協会から寄贈していただいた日本の蔵書があると先生から教えてくれた後、嬉しくてすぐ図書館に本を探しに行きました。貴協会のおかげで、メディア関係の日本語原文の書籍を思う存分に楽しんで、自分の知識量も少し向上したと深く感じました。いつかその知識も自分の仕事、さらに生活の中に活用できるならいいと思います。また、メディアだけではなく、日本文学、科学及び歴史などの本もたくさん発見して、ときめく気持ちはもう抑えられないでした。
今中国で日本語を勉強している人は年々増えています。私みたいに日本語原文の本を利用して、学力を向上したい学生はたくさんいると思います。また、日本語原文の本を論文の参考資料として使いたい学生も少なくない。従って、貴協会から蔵書を寄贈していただくことに誠に感謝の意を申し上げたいと思います。知識への補充は成功への道における重要な一歩です。貴協会が本を寄贈するのは意味深いことで、日本語原文の本を求める学生、教師、されには学者たちに便利を与えてくれました。ここで再び感謝の意を表しております。

中国伝媒大学 外国語言文化学院通訳専攻院生修士1年生 韓馨宇

中国伝媒大学 外国語言文化学院通訳専攻院生修士1年生  韓馨宇

日本科学協会の方:
文学だけではなく、文化、科学および歴史など各分野の日本語原文の図書を日本科学協会から中国伝媒大学図書館に寄贈されたことについて、心より感謝しております。
日本語を勉強している私たちにとっては、日本語原文の本を読むことが日本語能力をより高いレベルにアップする有効的な方法ですが、中国の書店で日本語原文の書籍を買うことは難しいです。そして、価格も安くないです。今、日本科学協会のおかげで、これらの貴重な本を利用して、論文を書いたり、報告を書いたりことも便利になり、日本社会への理解もさらに深めていくようになりました。私は必ずこれらの本を大切にして、日本と中国の間の橋になることを目指して、努力します。本当にありがとうございます。

中国伝媒大学 日本語学部MTI修士課程一年生 呉夢琪

中国伝媒大学 日本語学部MTI修士課程一年生  呉夢琪

中国伝媒大学の大学院生の呉夢琪と申します。図書館の5階に日本語の原版で印刷した本があることを知ると、私はクラスメートと待ちきれずに探しに行きました。今の中国では、日本語の原書は非常に高くて買いにくいので、日本科学協会から寄贈していただいた本は日本語学科の学生にとって本当の宝蔵であると思います。寄贈した本に関連する知識面はとても広くて、翻訳の勉強に大きな進歩を勝ち取れるのです。将来の2年間、私は必ずこの貴重な原書をよく利用し、一生懸命に日本语を勉强していこうと思います。できるだけ自分の日本語のレベルを向上させるよう努力します。ここで心から感謝の意を表しております。

中国伝媒大学 日本語学部MTI修士課程一年生  沈丹

中国伝媒大学 日本語学部MTI修士課程一年生 沈丹

日本科学協会の皆様:
中国伝媒大学に多くの本をご寄贈いただき、心から感謝の意を表したいと思います。
書籍は人類が進歩するための階段であるといつも言われています。日本語勉強者の私たちにとって、日本語原文の本を読むことは日本語能力の向上につながるだけでなく、日本のことをより理解することができます。貴協会のおかげで、日本に行かなくても、日本の地理や文学などを勉強することができるようになりました。日本語原文の本に囲まれて勉強するというのは大変うれしいことだと思います。そして、資料を調べたり論文を書いたりするとき、ご寄贈いただいた書籍も大いに役に立ちました。
最後に改めて皆様からのご支持に感謝の意を申し上げるとともに、皆様のご多幸をお祈りいたします。

東北師範大学 日本研究所大学院一年生 姜欢

東北師範大学 日本研究所大学院一年生  姜欢

ロシアの名作家ゴーリキーの言うように、「書籍は人間進歩の段階である。」
学習者や研究者にとって、専門書類や原始資料の重要性は言うまでもなく。貴協会のおかげで、東北師範大学の図書館では、日本語文献の所蔵が非常に豊富になり、日本文化、日本文学、日本社会、日本語教育などの分野についての書類だけでなく、歴史、法律、化学、地理、天文などについての日本語書類も便利に手に入れることができるようになった。中国では外国の何かを専門とする研究者に対して、一番難しいことは原版の研究資料を探すことで、貴協会は当校に貴重な書類を御寄贈していただき、研究者としての教師や学生に対しては、この資料探しの迷惑が少なくなりました。だから、日本科学協会に心から感謝しております。
わたくしは今大学院の一年生です。専門は日本文学です。日本の文学作品を解析するためには、日本語原文の作品を読まなければなりません。けれど、日本語原版図書を探すことは決して容易なことではありません。貴協会の御寄贈のおかげで、このようなトラブルが生じることが少なくなり、時間を節約することができます。本当にありがとうございました。

東北師範大学 日本研究所大学院一年生 趙存春

東北師範大学 日本研究所大学院一年生  趙存春

日本科学協会から貴重な書類をいただき、東北師範大学図書館の日本語目録編成員の一員として、誠に心から感謝の意を申し上げます。
日本科学協会から寄贈された図書は、内容が豊富で、種類も多様です。政治、経済、文学、哲学、芸術、科学などたくさんの分野に渡ります。貴協会のおかげで、当校の先生方や学生たちが日本についてのいろいろな情報を理解することができます。また、学生たちの知識を豊かにし、視野を広げ、研究を行うことにも大変役立つことになります。
最後に再び心から感謝を申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

東北師範大学 図書館学習サポートセンター主任  周利

東北師範大学 図書館学習サポートセンター主任  周利

日本科学協会からの寄贈図書が当館の日本語蔵書の最も大きい供給源となっております。目録編纂、加工をした後に外国語閲覧室で保管しております。当館の日本語蔵書が充実し、本学の学生が日本語を学び、日本を知る上で大いに助けられております。寄贈図書には多くの小説があり、本学の読者から最も人気です。在学生には日本の推理小説が幅広く人気で、推理小説を日本語の原書で読めることがうれしいようです。

東北師範大学 図書館館員  馬東紅

東北師範大学 図書館館員  馬東紅

日本科学協会が中国向けに図書を無償で寄贈する先の大学図書館として、当館はすでに日本の図書9千冊以上を受け入れてきました。図書の内容は多彩で、中日間の相互理解を増進し、さらに新時代の中日の文化交流を促進しています。
中日の文化交流は歴史が長く、範囲が広範で、内容は狭義の文化に含まれる哲学)、科学、歴史学、宗教、美術、音楽、書道、建物など多くの分野に及び、同じく物質文化、精神文化、制度の文化といった広義の文化からも複数のレベルで現れています。両国の文化交流は両国の政治、経済、文化、思想、科学の発展や進歩にきわめて重要な促進と推進の作用を発揮しています。中国は現在すでに新しい発展の時期に入っており、中日の文化交流の内容や形式も絶えず変化しています。日本科学協会の寄贈図書は、今の中国の青年に現在の日本の文化を理解させてくれます。中日関係についての考えにより新しく深い認識ができ、新しい時代の中日関係の発展に対して一定のプラスの影響を及ぼせることでしょう。

南京大学図書館 資源建設部 趙婧

南京大学図書館 資源建設部  趙婧

去年の晩秋10月、公益財団法人日本科学協会の大島美恵子会長、顧文君常務理事、国際交流課の阿羅美奈子さんが南京大学を訪問して、図書の寄贈や笹川杯大学生日本知識クイズ全国大会などの交流協力事業について大学幹部、図書館幹部と友好的で楽しい会談を行いました。
日本科学協会の大島美恵子会長にお目にかかったのは初めてです。彼女の慈悲深く優しい笑顔と優雅な気質は、秋の太陽のように温和で暖かでした。
1999年に始まった公益財団法人日本科学協会の中国の大学に対する図書寄贈事業はすでに20年続いており、各大学で行われる知識クイズ全国大会や作文コンクールなどの事業は中日の文化交流と人材育成のために巨大な貢献をしています。私にとって、微力を貢献できるのは幸運で誇らしいことです。
教育に立脚し、交流を促進して、共に発展することはこの時代の主旋律です。
公益財団法人日本科学協会に感謝しており、図書の寄贈主であるすべての機関や個人にも感謝しております。中日の友好的な交流活動が持続的に発展し、平和と進歩がとこしえに生きることを望んでいます。

蘭州大学 生命科学学院大学院2017年入学 趙益民

蘭州大学 生命科学学院大学院2017年入学  趙益民

こうした図書の寄贈はとてもよいと思います。両国間の学術交流、文化の伝播を通じて両国民の間の理解を促進し友情を増進できるのはとてもうれしいことです。生命科学学院の学生としては、今後は理工系の図書を増やしていただければと望んでいます。

蘭州大学 経済学院大学院2018年入学 銭鈺

蘭州大学 経済学院大学院2018年入学  銭鈺

蔵書は内容が豊富で、種類が多様です。ここで経済系の図書を見ることができて、とても喜んでおります。これらの蔵書を読むことで、文化をまたぐ研究の中で各国文化のさまざまな面での相違を理解できます。もう少し蔵書の種類を拡充して先生方や学生たちのニーズをより広く見たし、高いレベルで文化交流できるようになればと望んでいます。

蘭州大学 経済学院2014年入学 胡清元

蘭州大学 経済学院2014年入学  胡清元

ここで私の好きな日本の漫画を見られるとは意外でした。しかもデザインが精巧なものを。これらの蔵書を読むことを通じ、各国の文化の違いを知ることができます。存在する主な問題は主要な蔵書が人文関係に集中しており、科学技術類が少ないことです。日本語の蔵書の種類をもう少し拡大していただければと望んでいます。

蘭州大学図書館  王睿先生

蘭州大学図書館  王睿先生

この事業を知ることができたのは図書館スタッフとして幸運です。貴協会の皆様の働きと惜しみない寄贈に心から感謝を申し上げます。ご寄贈いただいた書籍には歴史、軍事、哲学、政治、文学、経済など社会科学類のものがあり、当館の蔵書が大いに充実しました。現在これらの寄贈を受けた日本語文献は続々と図書目録を作成して入庫しており、入庫した日本語蔵書はデータをオンラインで検索でき開架書庫での閲覧ができます。
今後は歴史・考古学、敦煌関連の文献を多めにご提供いただけると幸いです。

遼寧師範大学 外国語学院2018年入学日本語教員二組 周金霖

図書館の日本語寄贈図書を利用した感想

遼寧師範大学 外国語学院2018年入学日本語教員二組  周金霖

入学したてのころ、外国語学院でオリエンテーションが行われ、そのイベントで先輩に本学図書館へ連れて行ってもらいました。そのとき図書館に多くの日本語の図書があると気づいたのですが、本当に予想外でした!内心、日本語は小さい言語かと思っていたので、何故こんなに多くの日本語の図書が?英語の読み物より多いぐらいなので不思議でした。そこで遼寧師範大学は日本語という専攻をとても重視しているのだと気づき、本学の日本語の実力を実感しました。
二階の日本語閲覧室に入ると、日本の文学、日本の名著についての精致な書籍がたくさん目に入ります。他に児童書も見ましたが、本当に精巧で美しく、中の挿絵のページはすべてデリケートな感じがして、子供の頃を思い出せるものでした。また中国で広く伝えられる傑作『紅楼夢』、『西遊記』、『金瓶梅』など中国の名著の日本語版もありました。傑作に国境はないのだと感じました。
日本語図書を開いてみると、扉にとある機関から寄贈を受けた旨の文が見えます。その愛すべき文字たちを見て、私は、これも国と国の間の交流なのだろうなと思いました。中日両国民の友好的な往来の渇望なのかも!日本の関係機関からの本学に対する貢献にとても感謝しました。
そうした日本語図書について私は浅薄な理解しかできていません。まだ本をまるまる読解するには能力が足りないからですが、精巧で美しい装丁には本当に引きつけられたのです。おかげで日本語学習に対する願望が奮い立ちました。早く日本語を身につけて日本の名著を読み、より深く日本の文化を理解できるようになりたいと思っています。
まとめると、日本の関係機関からの本学に図書をご寄贈いただけたことにとても感謝しています。私たちが学識を増やせるだけではなく、日本語と日本の文化を学ぶ機会も増え、そして個人的には日本語を学習する意欲が促されました。言語は一つの国で最大の文化だとよく言われます。じっくり味わわないと深く理解することはできません。私たちはきっと、ご寄贈いただいた書籍を通じてしっかりと日本文化を理解します。そして後輩がもっと日本語図書を読むようにリードするつもりです。

遼寧師範大学 外国語学院日本語学科一年 陶海平

図書館の日本語寄贈図書を利用した感想

遼寧師範大学 外国語学院日本語学科一年  陶海平

日本語学科の学生として、日本の文学作品を読むのは日本語の学習を助け、より日本の文化を理解できることだとずっと思っています。しかし以前に読んでいた本はほとんど全部中国語版で、日本語のものはとても少なかったので、今は図書館に日本語の寄贈図書があると知ったときはとてもうれしくなりました。
私はとても日本語が好きです。前に日本のアニメを見たとき、日本語が本当に美しいと思い、日本語を学び始めてからは、いつも多くの日本語を学習しようと心掛けています。だんだんと日本という国、日本の文化、習わし、生活なども知りたくなってきました。日本語の本の到来が、そのきっかけです。同じような内容、同じ話であっても、中国語に訳された本と日本で出版された日本語の原書は読んでみるとまったく違うと感じます。
図書館に行って本を閲覧し、中の文字を見ていると、日本がとても近いと感じます。これらの日本語の本の中では、ふだん教室で学ぶことのない知識を知ることができ、文法と単語を含め、すでに学んだ日本語の知識を固めることもできます。私の今の日本語のレベルではまだ完全に本の内容を読解することはできませんが、日本語の本を通じて日本本土の文化を知るには十分です。
図書館スタッフの説明によると、日本語図書閲覧室の本の多くは日本の団体から無償で寄贈されたもので、たくさんの親中の人々が、本の寄贈を通じて日本の歴史や文化を私たちによりよく理解させ、両国間の友好的往来を強化できるよう望んでいるとのことです。本を開いてみると、扉にとある機関から寄贈を受けた旨の文が見えます。その来歴を聞いてからあらためて愛すべきこの本たちをめくると、知識の力を感じ、さらに行間の温かみも感じられました。これらの本は両国民の友好的に付き合いたいという願望をいっぱいに含んでおり、貢献してくださった日本の関係機関と個人にはたいへん感謝します。
最後に、書籍をご寄贈くださった日本の関係機関に本当に感謝しています。学習資源が豊かになり、日本をもっと知ることができるようになりました。必ずこれらの書籍をしっかりと利用し、よりしっかりと日本語を学んでいきます。

遼寧師範大学 外国語学院2018年入学日本語学科日本語教員専攻 李鑫慧

図書館の日本語寄贈図書を利用した感想

遼寧師範大学 外国語学院2018年入学日本語学科日本語教員専攻 李鑫慧

日本語専攻の学生として、大学図書館でこれだけ多くの日本語に関連する書籍を見られるのはとてもうれしいことです。日本語はとても好きな言語のひとつです。読んでも聞いても暖かみがあり、文字も優美です。
かつて、何冊か日本語の関連している書籍を買ったことがあります。雑学の読み物や、学術的な中日の名言の相互訳です。しかしどれも中国の出版社から刊行されたもので、遼寧師範大学図書館でやっと、初めて純粋な日本語の日本の出版社の書籍を目にすることができました。
これらがすべて日本の方から寄贈されたものと知って、読めることは光栄なのだと思い、またこれらの貴重な資源を目にする機会を下さったことに感謝しています。これらの書籍ははるばる海を渡って身近に来てくれました。将来は自分も海を渡って日本でもっと多く日本語の書籍を見たいと思います。
図書館の書籍はすばらしいものが数多くあって、そこから知識を得て、視野を広げ、接触しきれないものを調べることができます。日本語の本のように、小説、画集、参考書、いずれも道に適うものです。こうした本に囲まれ、無造作に一冊を手に取ることが、実は無尽蔵の宝物です。
これらの日本語の書籍が来てから、より図書館に行くようになりました。ここでは自分の専門の書籍を探し出し、自分の知りたい日本に関係した文化、風習、興味を調べることができます。さらに日本語の能力を高めることもできます。なので私はとてもこれらの貴重な資源を大切にしており、日本の方からのご寄贈にますます感謝しております。
最も好きな書籍は実は手描き絵の載った画本です。個人的に絵が好きという要因以外にも、手書きの日本語が日本にいるような感じを与えてくれて、確かにしばらくの間はそうなのです。結局まだ日本語に触れる専門の学習がやっと数か月なので、きっと近い将来、これらの書籍に対して、日本語という言語に対して更に深い理解ができるようになります。その日が来るのをとても期待しています。
最後に、図書を寄贈してくださった日本の関係機関に心からの感謝を申し上げます。これらの豊富な言語と文字が学習の欲求を強めてくれているので、私もいっそう日本語をマスターして、日本の書籍の精華を深く研鑚するつもりです。便利さと向上をありがとうございます。

遼寧師範大学 外国語学院2018年入学日本語教員二組  陳芸萌

図書館の日本語寄贈図書を利用した感想

遼寧師範大学 外国語学院2018年入学日本語教員二組  陳芸萌

初めに日本語専攻を選んだのは好みによるもので、日本語と日本の文化が好きだからです。図書館の日本語の書籍は数が多く種類もそろっていることに気づきました。私の想像を超えていました。本学が日本語学習を重視していることの証左で、私も日本語を学ぶ決心を固めました。
図書館スタッフの説明によると、日本語図書閲覧室の本の多くは日本の団体から無償で寄贈されたもので、たくさんの親中の人々が、本の寄贈を通じて日本の歴史や文化を私たちによりよく理解させ、両国間の友好的往来を強化できるよう望んでいるとのことです。その来歴から知識の力を感じ、さらに善意と温もりも感じられました。
大学新入生で日本語の初心者である私にとって、これらの寄贈図書は学習資源を増やしてくれるものです。日本語図書閲覧室に入ると、本棚には種々の精巧で美しい図書が並び、種類が非常に多いのが見えます。著名な文学作品だけでなく、私のような初心者向けの童話もあり、精巧で美しいレイアウトや挿し絵もあって、気に入って手放せなくなってしまいます。ここから日本の文化や歴史をより深く知ることができるのです。そのほか持ち歩きやすい本もあります。持ち歩いて細切れの時間に読むことができ、日本語の学習時間を増やせて、日本語を学ぶ積極性も高まりました。
日本語の書籍を読んでいると、ふだんの学習の中でも大いに利益があります。多くの単語や文法がふだんの読書の中で知らず知らず心に刻まれ、脳裏に印されて、いつの間にか日本人の表現方式に慣れ、センテンスの中でたくさんの単語と文法をしっかり覚えると、ふだんの使用の中でも割と適切に運用できます。まとめると、日本の関係機関からの寄贈図書にとても感謝しています。日本の歴史や文化をよりよく理解できるようになり、学習資源が豊かになって、読書という良い習慣を身につける助けになっています。便利な学習資源を提供してくださった日本の親中の方々や本学関係者に感謝しています。十分にこれらの貴重な資源を利用してよく学び、後輩の模範になるつもりです。

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